プレスリリースは、企業・団体がメディアへ送る目的で作成する発表資料です。メディアは独自取材以外にも企業等から送られてくるリリースの中から適切な情報を選び出し、報道や記事として社会へ発信します。当社では年間150本以上の企業リリースを作成していますので、メディアが関心を高めてもらえるリリースの作成ノウハウを蓄積しています。またニュースレターでは、プレスリリースでの発表まで至らない細かな情報も定期的にメディアをはじめステークホルダーへ届ける定期刊行物です。ミニ情報や統計など客観的情報が中心になり、メディアとのリレーションシップを高める効果が図れます。

本来「プロモーション」は広告や販売促進、そしてPR（パブリックリレーション）なども含めたコミュニケーション活動全般を指しますが、「PRプロモーション活動」は、定めた目的・目標を達成するためのコミュニケーション手段をPR軸で行うことで、その効果の最大化を図る一連の活動を表します。「PRプロモーション活動」では主に直接的なメディアリレーションを行い、メディアへの露出獲得を狙います。テレビ番組などリリース発信だけでは採用率が低い媒体には、リリースとは異なる切り口での番組企画や資料・データの提供、フォロー活動によるアプローチなどを包括的に行い、採用率を高める活動を行います。

YouTubeをはじめとした動画配信プラットフォームは今や完全に市民権を得て私たちの生活に浸透しています。1分間のビデオは180万文字の情報量に相当し、400字詰め原稿用紙では4,500枚、Webでは3,600ページ分に匹敵します。また、カナダのリリース配信会社調査によると「テキスト＋画像＋動画」のリリースはテキストのみの約３倍。動画や音声等を駆使すると約４倍の視認性向上が見られます。たとえば文字だけでは表現が難しい伝統的な仕事も映像化すれば、脈々と継承される「想い」まで表現することが可能です。itohenではTV番組制作に携わる経験豊富なパートナーが監修する品質の高いPR動画を廉価な価格で制作し、積極的にPRへ活用するご提案をしています。

情報の発信元である企業や団体としては、リリース発信した情報を１媒体でも多く採用してもらいたいのです。しかしながら、数枚のリリース文章や掲載写真だけでは情報の魅力が十分伝えきれないケースも存在します。そうした場面が予想される場合は直接メディアと対話する「記者発表会」を企画し実施することをお勧めしています。日程や場所を設定し、リリースとは異なる「記者発表会案内状」を作成して配布し、発表会参加への誘致活動を行います。発表会を企画する場合、参加してもらいたいメディアに如何に興味を持ってもらえる企画（切り口）にするか、また誘致する場所や日時、誘致する活動期間の確保、当日の発表内容や進行、参加者への対応やフォローまで様々な準備が必要となります。最近ではコロナ禍によるリモートでの記者発表会も増えてきています。

広報PRを強化したい企業・団体へ包括的・継続的に広報PRをサポートするのが「広報PRコンサルティング」です。「広報部門が存在しない」「ひとり広報でリソースが足りない」「計画性を持って取り組みたい」「戦略的PRを行いたい」などのニーズに応えます。基本は計画的・継続性をもって情報発信を行う事ができるようになることです。特に中小企業はリソース足りないことから社内情報の収集不足が起因している課題も多く、より効率的に広報が機能する組織の構築をお手伝いします。また発信情報が無い場合には、「ニュース作り」のお手伝いを行います。SDGsの実践状況を発信する機会なども積極的に作り、企業・団体の社会へのプレゼンスを高める支援を行ってゆきます。

企業・団体のプロジェクト活動や様々なイベント・キャンペーンに伴う広報PRの事務局を代行します。情報発信やプレスからの問い合わせ対応、露出状況の調査報告などを行うとともに、プレスが求める情報を格納したプレス専用ページ「NEWS ROOMS」を製作し、タイムリーな情報提供に活用します。「NEWS ROOMS」は、企業・団体が保有するオフィシャルの画像や動画のデータを一元管理し、遅滞なくプレスの提供要請に応えることでメディアへの採用率を高めます。場合によってはカメラマンを手配し、オフィシャルスチールや動画の撮影を行い、提供コンテンツの拡充も図ります。また、Web制作や運用代行、LPの製作、広報誌の製作支援なども行います。